別棟「眠雲亭」は、木造2階建て、入母屋造り、桟瓦葺き。敷地南端の一番奥まった場所にございます。
一階には桧の角柱、二階には杉の面皮柱が用いられ、柔らかな風情を醸し出しております。二階の廊下は化粧小屋裏に作られており、桁や垂木等は杉の磨き丸太が用いられております。
本館が格調を重んじた造りであるのに較べ、眠雲亭は数寄屋造りの趣にまとめられており、各室は源氏物語の各巻から名付けられております。「桐壷」「松風」「常夏」「紅梅」「早蕨」「浮舟」の六室から構成され、各室の欄間にはこれに因んだ模様が、桐板に透し彫りにされております。 |